暮らし生活-家


暮らし生活-家編

暮らし生活-家編


母の(私の実家)は、とても古い建物です。

平屋建てで、建てられてから100年程経つと思います。

いつまで持つのか不明ですが、とても古いです。少しばかりは改装してるのでまだ

住んでいますが、とにかく古いです。

私が小さい頃、まだ父がいた頃の事ですが、農業をしていたので、農作業をしていて

も下足のままで行けるからだと思いますが、トイレは家の外へあり、母屋とは別でした。

お風呂は怖い所でした。お風呂が怖いなんて今では考えられませんが、洗い場が竹で

作られていて、流した水は下の壺に落ちるようになっていたのです。子供心に、自分が

壺へ落ちそうな気がしていました。その壺の水はくみ出し、畑にまいていたのです。

考えてみれば合理的なことですね。

台所はくど(釜戸)があり、薪をたいてご飯を炊いたりしてました。水はくみ川というのが

どこの家庭にもあり、そこから水を運び、水瓶に入れて使っていました。途中からくみ川

から、モーターで水っを汲み上げる形式の水道を使うようになりましたが、モーターが

故障する事が度々ありました。モーターの故障も簡単なものは母が修理していました。

台所といっても床に板が貼ってあるのではなく、土間でした。これも、昔は農作業をした

後、すぐ炊事をする為だったのだと思います。もちろん今は違います。土間は板を貼り

ガスも当然あります。いろりもありましたがそこは後に練炭火鉢を置いて、こたつにしました。

これも今はふさいで、畳を置いています。

部屋は、本間の8畳二間に納戸、奥納戸とあり、広いです。

しかし、奥の間の天井に戸がある事に気づいた私は、戸を開けてみたのです。

そこから、わけのわからないゴミが沢山でてきました。以前はその部屋で蚕を飼っていた

そうです。なんて事でしょう、そんな家に私達は住んでいたなんて。どうりで、掃除をしても

ゴミが出てくるはずでした。

昔は、家の門続きに長屋、牛小屋があり、祖母が牛を飼っていたこともありました。

門の二階に部屋があり、そこで遊んだり、牛小屋の二階にも、わらが保存してあった

ので、そこで子供の頃は、母達に叱られながらよく遊んだものでした。

門によくツバメが巣をしていましたが、その巣をめがけて蛇がよく出ていました。

家の主だろうかと騒いだものです。

そんな古い家でも、母の頑張りで、改装に改装を重ね、

昔よりは現在は生活しやすくなっています。




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